ゲストルームリニューアル Part2

今シーズンは寒い日が続きます。12月にはもうマイナス20度が何度もありました。1月に入ってからはマイナス23度まで下がった日もあります。2月にはなぜかプラス10度になった日もありますが…こんな中ですが、ゲストルームのリニューアルは続いています。

12月22日の冬至を過ぎてから、気温は下がっても太陽の力がぐんぐん増してきているのが感じられます。北国では、冬には特に太陽の存在が大きいです。太陽の高さ、日の長さによって、少なからず感情が浮き沈みします。冬至を境に日が毎日数分づつ長くなるにしたがって、わくわくするような喜びがわいてきます。

いつもはひっそりと過ごすそんな北海道の冬ですが、去年12月から今年にかけてアーユルヴェーダハウスはとても賑やかでした。大工の父が富山から、そして先生がオーストラリアからやってきて、ゲストルームのプロジェクトを進めてくれました。60年以上のベテラン大工の父の技術と、物事を進める強い意志のある先生のおかげで、どんどん進みました。友人知人の力も借りて、電気の配線も終わりました。

ヤギたちもおがくずの掃除を手伝ってくれています
左がバスルーム、右がキッチンになる予定

ふたりが帰った後は自分でできることをやりながら、業者に給水・排水設備をやってもらうのを待ちます。排水は屋外の浄化槽につなぐので、雪が解ける5月まで待たないといけません。また気温がプラスになるのを見計らって、塗装や漆喰塗り、タイル貼りなど、水を使う仕事を行います。0度以下だと乾く前に凍ってしまうため、これらの仕事はできないのです。2月はプラスの日が数日あるので、ためていたこれらの仕事を一気にやってしまいます。前回のプラスの日にはドアの塗装とバーンドアを取り付ける壁の漆喰塗りが終わったので、今日やっとドアを取り付けることができました。やっと部屋らしさが出てきて、満足、満足。